※グロ画像注意　ついでにネタバレも注意 トーキシーク！！！ パパパーパパン！！！ アヴェンジャー！！！ トーキシーク！！！ パパパーパパン！！！ アヴェンジャー！！！ ここはアメリカ合衆国はニュージャージー、対岸に自由の女神を臨む街、トロマヴィル！ この街に住むメルビン君（推定24歳、童貞）はママと二人で暮らす親孝行な青年だ。 しかし、このメルビン君。悲しいコトに非常に残念だった。 見た目から、脳みその塩梅まで否の打ち所のないくらいに残念だった。 メルビン君（童貞） げへっ、げへっ メルビン君には仕事がある。スポーツジムでの清掃員だ。 しかし、悲しいかな、微弱な脳みそゆえに清掃員の仕事もろくにできない… ジムの人達をイラつかせて、イジメにあう楽しい毎日ではあるが、幸運なコトに貧相な脳みそゆえにイジメられているってコトをよくわかっていないご様子。 イライラする不良の兄さん。 きーーー！！！ デンジャー・エレンこと、エレン・マクーギーに少し似てる。 そんなデストロイな毎日をおくるメルビン君にも春がやってきた。 ブロンドでボインのおねーちゃんに誘われたのだ！ しかもおっぱいまで見せてくれたのだ！！！メルビン君、初めてのおっぱいに大興奮！モチロン股間はフルエレクチオン！ ブロンドのボインちゃんとメルビン君。 メルビンく〜ん（ハート）　 うっふ〜ん（ハート） どうやらおねーちゃんは、バレリーナの格好にムラムラしちゃうらしい。メルビン君にピンクのコスチュームを渡し、『続きはあとからプールでね（ハート）』 ピンクのコスチュームに着替えたメルビン君は鏡の前で、いい男の顔の練習を。 いい男の顔も完璧にマスターしたメルビン君はいよいよプールへ！ しかし、皆さんのご想像の通り、やっぱりドッキリでした。 意外と毛深いのねって羊だYO！ たくさんの人達に笑いモノにされたメルビン君は、初めて自分がイジメられている事実に気付く！メルビン君、大ショック！！！ 思わず走りだしたメルビン君は、そのまま窓ガラスに突撃！ガラスを突き破って2階の窓からダイブ！！！ 不幸中の幸いなコトにお外には、荷台に有毒廃棄物を積載したトラックが！！！ メルビン君は有毒廃棄物がたっぷり入ったドラム缶に頭からドボン！ Ｙ　ｷﾞｬｰｽ 日　　　　へっぽこAAで表現するとこんなかんじ… トロマヴィルはのどかな田舎町で、半裸の女性がウヨウヨしてるとてもイカした街なのだが、実は環境汚染が、もう大変なコトになっちゃってる街だったのだ！ だからと言って、有毒廃棄物が入ったドラム缶に蓋もしないで、トラックで運ぶのはどうだろう…などと、無粋なコトは言ってはいけない。 しかも、横領や賄賂が行き交い、犯罪者が大きな顔をする犯罪シティー！まるでゴッサムシティーのようだ！ さて、有毒廃棄物の入ったドラム缶に頭から突っ込んだメルビン君は、もう体中ただれるは、髪の毛は抜けるは大変なコトに！ こりゃ一大事ってんで、ダッシュでお家に帰る途中で人体発火！！！ メルビン決死のスタント！ トラブルに遭遇してしまったモノの何とか無事にお家にたどり着いたメルビン君。無事なのか？！ とりあえず汚れた体を洗おうとお風呂に。 心配するママ！ 唸り声をあげるメルビン君！ 画面はグルグル！ メルビン、ウォーーー！！！ 『男として目覚めたのね』と、安心するママ！ ひとっぷろ浴びてさっぱりしたメルビン君。 さっぱりしたかと思いきや、全然さっぱりしてないYO！ 放射能のオカゲか知らんが、大変身を遂げました！ 最近のヒーロー映画でも最も地味だと語られるデアデビルと同じシチュエーションなのは気のせいか？ 身長も2m近くまで伸び、マッチョなボディも手に入れました。 お顔もすっかり男前です。 うぉーーー！！！ メルビン君にそんなステキなサムシングが訪れてるコトを知らない、イライラしてた兄さんと、ブロンドのボインちゃんは、お友達とドライブの真っ最中。 ドライブって言うか、デスレース2000年のようなイカしたゲームとしゃれ込んでいた。 デスレース2000年ってなんだかわからない人も多いでしょうから、補足を入れると、早い話が人をひき殺して楽しむゲームだ。もちろん子供や、カタワは高得点！ 一撃で仕留めれなかったらバックでとどめだ！ ブロンドのボインちゃんは、死体を記念撮影！それをオカズにハァハァ… その頃、男として目覚めたメルビン君は、まるで屈強な黒人のごとく屈強になった自慢の肉体を駆使して、街の悪者退治を開始。 放射能の悪影響か、彼の体は悪を許せない体になっていたのだ！ 武器のモップを片手に、西へ東へ。 街はすっかり謎のバケモノの話題でモチキリに！ しかし、悲しいコトにママは変身を遂げて男前になったメルビン君を見て怯えてしまいます… どうして、ママ！ ショックのメルビンは産廃処理場か、不法投棄みたいなトコロに新居を構えます。 そんなハッピーなある日、街のファーストフードっぽいお店が、80年代LAメタルのPVを勘違いしたファッションの3人組の強盗に襲われる！ お客のなかには、盲導犬のワンコをつれた、メクラの女性が！しかも、メクラゆえに状況を把握できない！ 射殺されるワンコ！ ワンコから飛び散る内臓！ （死んだはずだが呼吸をしてるのは気のせい） 泣き叫ぶメクラ！ついでにレイプされそうになるメクラ！！！ お客が何人か死んだトコロで、我等がメルビン君の登場だ！ 3人組を結構えげつないやり方でブチ殺したぞ！うぉーーー！！！ 腕ぐらいは簡単に引き千切ります。 うぉーーー！！！ 早く子供の目を塞いで！ 童貞紳士のメルビン君は、パニックのメクラ（サラちゃん）に優しく声をかけます。 この時、レイプされそうになったときは破れてなかった服が、なぜか破れていてメクラのサラちゃんはブラジャー丸出し！ さすがは、毒々、観客の見たいモノがなんだかわかってらっしゃる！ ワンコが死んだ為に、メクラのサラちゃんをお家まで送ってあげるメルビン君。 お礼にメクラのサラちゃんはサンドイッチを作ってくれるが、中身はメクラゆえに洗剤！ ワンコのコトなんかすっかり忘れて２人は恋の予感。 その頃、警察は謎のバケモノ捜査に心血をそそいでいた。 どうやら、学者さん曰く、有毒廃棄物のおかげで悪を退治してるって、ご都合主義の見解を。 スポーツジムでは麻薬の密売が行われていた。 しかも、プッシャーはトロマビル市長に上納金を納めていたのだ！ 早速メルビン君の登場です！ トレーニングマシーンでの殺人。 脳みそバーン！ ついでに、サウナでデスレースの写真でハァハァしてるブルネットのボインちゃんもやっつけろ！おけつを焼いてしまえ！ メルビンの活躍は、悪者退治だけに留まらない！ 車に轢かれそうな子供を助け、道路を横断しようとするばあさまの手を引き、ビンの蓋があかないで困ってる若奥様のビンをあけ、子供をあやす。 遂に子供達はI LOVE MONSTER　Tシャツを販売開始！ その模様をモンタージュで！ そんな毒々人気が疎ましいヤツ等がいる。汚職警官、マフィア、有毒廃棄物業者だ。 ってな訳で、彼らは市長に陳情！ 市長は、街が平和になったら汚職もままならんってコトで、毒々の殺害を快諾！ さっそく、マフィアを差し向けるがあえなく撃沈！おそるべし毒々！ そんな血にまみれた生活だけど、メルビン君にはメクラのサラちゃんがいる。2人のカタワはデートを楽しみ、メルビン君は股間に負傷を繰り返しつつも、愛を深めていく。 あなたは美しいわ 心の美しい人 たくましい サラちゃんはメクラゆえに視覚以外が発達しているので、触ってメルビン君のお顔を確かめます 遂に2人は初めてのFUCK！ サラちゃんはメクラになってから初めてのFUCK！ メルビン君はモチロン初めてのFUCK！ バケモノとメクラのＦＵＣＫという映画至上初めての映像を、やけくそ気味に長い（約3分半）モンタージュで！ ※1　残念ながらメクラのサラちゃんのおっぱいは見えません… ※2　メルビン君はズボンをはいたまま、ガンガン腰を使っています。AV無理みたいですね♪ 女を覚えて、ゴキゲンなメルビン君はママに電話をします。 『僕　彼女ができたよ　すごくきれいな娘だ　ママみたいだ』 ゴキゲンなメルビン君の次のターゲットは、件のブロンドのボインちゃんだ！よくもはめてくれたな！！！ フレディかジェイソンかってくらいの勢い、ブロンドのボインちゃんを追い詰めるメルビン君はとても楽しそう♪ ブロンドのボインちゃんを懲らしめたら、残すはイライラしてた兄さんとそのお友達だ！ 盗難車（劇中では新車の日本車と語られるが、どう見ても中古のマツダファミリア）でドライブをする兄ちゃん達を追っかける！ 往年のソニー・チバのごとく、屋根に乗っかるメルビン君！暴れるメルビン君はノリノリだ！ 車が爆発して、兄さんはまるコゲなのにピンピンしてるメルビン君！ジャッキー・チェンなみに頑丈だぜ！ クリーニング屋さんでコビトのおばちゃんを始末したメルビン君。フリークスまみれ！ このコビトのおばちゃんは悪い人じゃなかった！苦悩するメルビン！ボクはただの殺人鬼なのか？ 『サラ！ボクと別れてくれ！』 『イヤ！あなたを愛してるの！どこかに逃げましょう』 『そうだ、殺す人のいないところへ行くんだ』 バケモノとメクラの逃避行！もちろん変装は欠かせないが、バレバレなのは気のせいか… しかし、このコビトのおばちゃんは、実は国際売春組織のヤリテババァだったのだ。 だが、警察や市長はこの事実を隠し、これを錦の御旗にメルビン殺害大捜査線を！ あっさり見つかるバケモノとメクラ！市長に早速報告だ！州兵も出撃だ！命令はただ一つ、ヤツを殺せ！ 軍隊の出撃シーンをまたもやモンタージュで！ メルビン君をよく思ってる警官や軍人、子供、オカマも駆けつける！ あっさり、軍隊、警察、野次馬に取り囲まれる、メルビン君とメクラのサラちゃんの暮らすテント！ 包囲されても気が付かないメルビン君！毒々危機一髪！ 市長が叫ぶ！『バケモノを殺せ！！！』 しゃしゃりでる子供達！『バケモノを殺さないで！彼はヒーローだ！』 ママも叫ぶ！『私の子供を殺さないで！』 遂に軍隊も警察も銃口を下ろす。毒々一安心！ だが、市長だけはメルビン君を殺す気満々！自ら鉄砲でバケモノを撃つ！が、バケモノは鉛の弾では殺せない！ 市長危機一髪！！！ メルビンうぉーーー！！！ メルビンのストマッククロー！！！ 飛び出す市長の内臓！！！ 『こいつこそが有毒廃棄物だ』とメルビン君のステキ一言。 怪物メルビンは街の悪をこらしめ、善良な市民たちは平和を取り戻した。 あなたに危険が迫ったら、目を地平線の彼方に。 そこにはきっと、有毒廃棄物の怪物が！ トーキシーク！！！ パパパーパパン！！！ アヴェンジャー！！！ トーキシーク！！！ パパパーパパン！！！ アヴェンジャー！！！ 1984年　アメリカ作品 製作　ロイド・カウフマン&マイケル・ハーズ 脚本　ジョー・リッター 撮影　ジェームス・ロンドン 音楽　マルク・カッゾ 監督　ロイド・カウフマン&マイケル・ハーズ 出演　アンドリュー・マランダ　ミッシェル・コーエン　マーク・トーグル 一言で言ったら、バカ。 それ以上でも、それ以下でもない、バカ。 しかし、そんなバカな映画は、世界中のボンクラの魂に火を点け、80年代バブル絶頂期の日本に上陸。そして全国ロードショーって奇跡を生み出し、日本人のサムライスピリッツにキャンプを楽しむ心意気を啓蒙するが大失敗。 でも、こんな映画を見て喜んでるオレはバカ。 このレビューを読んでこの映画を見たいって思ったキミもバカ。 このレビューを書くために、今まで数十回みたDVDを見直したんだけど、内容を一切覚えてなかった。って言うより内容なんか関係ない。 ぬるいギャグと、ゲロゲロシーンと、おっぱいを楽しむための映画なんだ！ こんな映画がオレは大好きです。 おまけ