ステーシーの美術

12枚目のアルバム『ステーシーの美術』

『ステーシー』って大槻さんの小説のサントラみたいなアルバムです。
今までと違い新しい試みがされてると思います。

1 FIST OF FURY
2 銀輪部隊
3 おもちゃめぐり
4 トゥルー・ロマンス
5 再殺部隊
6 星座の名前は言えるかい
7 リテイク
8 モコモコボンボン
9 子犬にしてあげる
10 鉄道少年の憩
11 FIST OF FURY〜再生〜

1曲目の『FIST OF FURY』
『ドラゴン怒りの鉄拳』のテーマ曲です。
この曲をオープニングとエンディングに持ってくるってところが今までの筋少と大きく違う。

2曲目の『銀輪部隊』
初めて聴いたときは寂しくなりました。
でも今だと大槻さんの言いたいことがわかった気がします。

3曲目の『おもちゃめぐり』
ラブソング。
世界を救う力がなくても愛する人を守る力だけは…

4曲目の『トゥルー・ロマンス』
ラブソング。
死を乗り越えて愛する人に会いにいくゾンビの話。
ちなみに『クリスチャン・スレーター』の『トゥルー・ロマンス』はとてもいい映画なので見るように。

5曲目の『再殺部隊』
『ステーシー』読んでから聴いてもらいたい。
すごく悲しいラブソング。

6曲目の『星座の名前は言えるかい』
そう言ってもらうと非常に助かります。

7曲目の『リテイク』
本作のメインタイトル。
リテイクなんかできない人生だけど、どうしても撮り直さないといけないときがある。

8曲目の『モコモコボンボン』
大きいヤツほど中身はない。
思い切って蹴っ飛ばせ!

9曲目の『子犬にしてあげる』
ただ聴いただけだと『監禁皇子』(古い)かと思うが、『ステーシー』読んだ後だと悲しいラブソングだってわかる

10曲目の『鉄道少年の憩』
唯一の『ここではないどこか』がテーマ。
けど確信犯だね。
いままでと違って少しさめてるかんじ。

11曲目の『FIST OF FURY〜再生〜』
1曲目の長いバージョン。


今回は小説の『ステーシー』と同じで『愛』がテーマです。
筋少が『愛』を!!!って少々変な感じがしますが、意外とピッタリはまってます。
基本的に恋人を守れなかったって後悔する歌詞が多いんですけど、1曲目と11曲目の『FIST OF FURY』
直訳するとまさに『怒りの鉄拳』なんだけど、その拳を使えなかったことを後悔しています。
拳って言っても暴力ではなく、大切な人を守るための手ってことですよ。


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