某超大手家電メーカーに挑む!
File 19
〜狂気〜
先に進めなくなって早5日が経過した… その5日間我がマザー・ファッカー研究所の所員一同は不眠不休でプレステ2を見つめ続けた。 見つめても埒が明かないと思った研究所所員はビンゴ大会を開いたり、椅子取りゲームに興じたりしていた。 ここで我々は少し休むべきだった。あの時休んでいればこんな悲しい事件は起こらなかったものの… ある若い所員が私に向かって頭を掻きながらこう言った。 『所長見てくださいよ。5日も風呂入ってないんですげーフケっすよ!』 彼の頭からは大量のフケが… 不眠の為我々の頭は少々イカれ始めていた… いや…我々ではなく私の頭がイカれていたのだ… 『諸君!フケを集めるんだ!!!』 どよめく研究所所員一同。 『いいから早く!!!』 私は声の大きさに少しだけ自分でも驚いていた。それでいて私の頭は冷静そのものであった。 所員一同のフケは約80グラムに達した。 『所長…そのフケを何に…』 『このフケで砂時計を作るんだ!!!』 ばーか… 次回予告! 次はちゃんとした更新であって欲しい… |