その6 き

機械の体

機械の体への憧れみたいなものがある。
って言っても全身が機械ではなく、体の一部分が機械、そして武器になってるってのに憧れる。

コブラのサイコガンや、アッシュのチェーンソウ、シュトロハイムのマシンガン。

平成の日本では、一切必要のない機能だけど、なんか体の一部が武器になってるってかっこよくない?

ピアスやタトゥーの延長なんかで、なんて言うか忘れたけど、額にシリコン詰めたりするファッションもあるじゃん?
アメリカとかじゃファッションで指切ったり、腕切ったりする人いるらしいし。



でも、それとは違うと思うんだよね。

大切なのは、
敗れて失った部分を補強して勝つ。
じゃないとかっこよくないでしょ?

コブラもアッシュもシュトロハイムも一度敗れて失ったからこそ、機械の部分がかっこいい。



平成の日本では、体の一部分を欠損するような戦いをすることもないので、オレには機械の体は必要ないって話。



ここでデス市長のお送りする役にたたない機械の体講座。

・ロボット:機械でできてる。見た目も機械。人工知能を持つものもあるし、人が操作するものもある。
例:R2-D2、ドラえもん、カンダム

・アンドロイド:機械でできてる。見た目は人間と変わらない。基本的に人工知能搭載。
例:鉄腕アトム、T-1000、ビショップ

・サイボーグ:元々は人間。体の一部、もしくは全部が機械。脳みそは人間のものを流用。改造人間。
例:仮面ライダー、サイボーグ009、司馬宙


と、偉そうに書いたものの、この区分けは意外とあいまいで、オレルールなのであまり信用しないように。



次回は『き』


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