レティクル座妄想
11枚目のアルバム『レティクル座妄想』 このアルバムは難しいです。 好きなアルバムなんですけどね、説明が難しい… 1曲づつ順番にいつものように解説していけば答えが出ますかね? 1 レティクル座行超特急 2 蜘蛛の糸 3 ハッピーアイスクリーム 4 香菜、頭をよくしてあげよう 5 さらば桃子 6 ノゾミ・カナエ・タマエ 7 愛のためいき 8 ワダチ 9 ノゾミのなくならない世界 10 パリ・恋の都 11 レティクル座の花園 12 飼い犬が手を噛むので 1曲目の『レティクル座行超特急』 来世に望みを託して自殺した人を乗せるレティクル座行超特急。 しかし、つまらない人間は途中下車しないといけません。 あしからず… 2曲目の『蜘蛛の糸』 得意パターンの『世界を憎む』ってヤツ。 けど今までとは方向性が違います。 大槻さんもいつまでも子供じゃいられないってことなんですかね? 気の弱い少年達への応援ソングにも聴こえます。 3曲目の『ハッピーアイスクリーム』 なんだかわかんない! きっと生きて行くことに悩んでいるんだけど… わかんない! 4曲目の『香菜、頭をよくしてあげよう』 へんてこなラブソング。 けどオタク少年は彼女ができるとこう悩んじゃうんだな。 5曲目の『さらば桃子』 自殺する少女のお話。 来世などなくただの闇に帰るだけ。 6曲目の『ノゾミ・カナエ・タマエ』 死の前では誰もが平等。 3人の登場人物がいます。少女・少年・神様。 それぞれの視点で描かれた3部作があります。 7曲目の『愛のためいき』 これ確か大林宣彦の映画の挿入歌のカバーだったはず。 『時をかける少女』だっけ?漢字あってるのかな? かなりうろ覚え・・・ ちゃんと調べればいいのにね、なんの為のインターネットなのか… 8曲目の『ワダチ』 犬死の意味を考えないといけません。 戦犯の人の手記を引用しています。 9曲目の『ノゾミのなくならない世界』 アルバートがギターを持つと必ず弾く曲。 大人になりたくなくてもいつの間にか大人になってしまってるってヤツ。 10曲目の『パリ・恋の都』 このアルバムには自殺する少女がたくさん出てきます。 自殺した少女の彼氏のお話。 ふざけて聴こえるけど悲しいラブソング。 11曲目の『レティクル座の花園』 自殺した少女があの世で見たものとは? 12曲目の『飼い犬が手を噛むので』 自分がくだらなくない、つまらない人間じゃないって証拠はある? ダメなヤツはなにをやってもダメだ!!! まず『レティクル座』って何かを説明。 1960年代にUFOにさらわれたってアメリカ夫婦がいまして、その時の記憶がないので退行催眠かけたら宇宙人に星図を見せてもらったと。 その星図を描いてもらったら『レティクル座』だってことでして、その後も『レティクル座星人』にあったって人が後をたたないって話です。 このアルバムでは『レティクル座』を天国として書いてましす。 しかし、そんな天国など実際はなくて死んだら終わりってコトを言ってます。 今までずっと逃げたい逃げたい言ってた大槻さんですが、そろそろ逃げる訳には行かないぞって思ったようです。 ジタバタしてなんとかしないとって苦んでるようです。 筋少のファンも徐々に大人になって行くので、次のステップに進んでいきます。 しかし 最後にはダメなヤツはなにをやってもダメだって突き放します。 結局なんだかよくわからない… |