猫のてぶくろ

3枚目のアルバム『猫のテブクロ』


このアルバムは、まあ普通。
それなりに聴いてたんで、CDは擦り切れてませんよ♪

と、言うことで久ぶりに聴きました。
久しぶりに聞くとなんかイメージが違って聴こえるモンだな。

このアルバムから『橘高』と『本城』が加入してツインギターバンドになりました。

1 星と黒ネコ
2 これでいいのだ
3 日本印度化計画
4 星の夜のボート
5 PICNIC FIRE MOUNTAIN
6 GO!GO!GO!HIKING BUS 〜THE LONGEST DAY〜
7 最後の遠足
8 月とテブクロ

1曲目の『星と黒ネコ』
インストゥルメンタルです。

2曲目の『これでいいのだ』
はい、みなさんご存知の『天才バカボン』の主題歌です。
って、また嘘つきました…
ぱっと聴けばコミックソング。
しかし、その中身はホントに濃いモノ。
大槻さん定番の作詞方法。

3曲目の『日本印度化計画』
これも、ぱっと聴けばコミックソング。
しかし、ここではないところに逃げたいっていう。
筋少初期の大槻さんのメインテーマの詩。

4曲目の『星の夜のボート』
たぶん『仏陀L』の1曲目の『サンフランシスコ』の続き。
別れてしまった恋人に、もう一度会いたい。
実は恋人というのは、2枚目のアルバム『SISTER STRAWBEERY』で脱退した三柴ではないかと。

5曲目の『PICNIC FIRE MOUNTAIN』から8曲目の『月とテブクロ』までは一連のストーリーになっています。

全ての曲にネコが出てきます。
おそらく前世で恋人同士だった男女なんですが、男は人間に、女はネコに生まれかわって再び巡り合うんだけど、やっぱり離れ離れに…

人に生まれかわっても、ネコに生まれかわっても死の前では全ての命は平等ってコトだと思うっす。

コミカルな中にシリアスなものを詰め込むってパターンが多いので、このアルバムだけを聴くとやっぱり筋少はコミックバンドなんだって思うかもしれませんが、よく聴きこんで本質を見て貰いたいっす。


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