筋少とオレ

以上のコラムを書いたのが大体1年前。2006年の初め頃だ。
『ボンクラ日記』なるブログで書いたモノを再編集して、再録しました。

正直な話筋肉少女帯についてのコラムを書いたのは、当時の『ボンクラ日記』がネタ切れだったってコトなんだけど…筋肉少女帯の歴史と、アルバムレビューを書けば1ヶ月くらいは、ネタに困らないだろうって魂胆で始めました。

でも、なんて言うのかな?自分のルーツの再確認って言えばいいのかな?自分でも何て言っていいかさっぱりわかんないんだけど、やっぱ再確認出来たんだわ。

普段から、
『オレはパンクだ!』
だとか、
『パンクだ!って言ってみたものの実はメタルだ!』
だとか、
『オレは邦楽を聴かないからカラオケに誘われても困る』
って言ってるオレですが、突き詰めて行くと最終的なトコロは筋肉少女帯で。
モトリー・クルーだ!オジー・オズボーンだ!アンドリューの兄貴だ!ダットサンズだ!ハノイ・ロックスだ!ライオットだ!シンデレラだ!ポイズンだ!ラットだ!って言っても行き着く先は筋肉少女帯なんだ。

確実にオレは筋肉少女帯で出来てる。全然大げさな話じゃない。
筋肉少女帯に出会って初めてオレに自我が目覚めたんだろう。
ぶっちゃけちゃうとオレはオリコンのトップチャートを賑わしてるCDをなんの疑いもなく買っちゃったりする大馬鹿者だった。
大江千里を聴いちゃったりする軟弱な中学生だった。
なんも考えてない、なんも考えられなかった。

そんなオレをぶっ壊してくれたのが筋肉少女帯だったんだ。
筋肉少女帯のおかげで見事なまでのトラウマを植え付けられたんだ。コールタールを煮詰めちゃったくらいのドロッドロの、も〜嫌んなっちゃうくらいのトラウマを。
でもな、
このドロッドロが、いとおしくて堪らんのだよ。
コイツがあるからオレがいるんだよ。

最近コイツのコトを煮詰めすぎて、ドロッドロを通り越して固体になっちゃってるの。それで、表面の皮剥いてみたら中になんだかキラキラ眩しいヤツが入っててね。
多数決で多数派に入ってる安心感より、少数派である高揚感。
そんなキラキラしたヤツを持ってるオレは幸せモノだ。




そして、2006年の7月。
筋肉少女帯に大槻ケンヂと橘高文彦が再加入!8年振りの復活だ!!!
本当に、本当にサイコーだ!!!
太田明は『一緒にやるには、まだ時間がかかる』ってコトで参加を見送ったのが非常に残念であるが…

3月には復活ライブのDVD、そしてベストアルバムも出る!
おもわず勃起だ!


なんだけどね、このライブのドラムが陰陽座の斗羅ってお兄さんらしい…
この陰陽座ってよくわからないからなんとも言えないんだけど、オレ的にはポンプ小畑さんに叩いて欲しかったな。



8年振りの復活の筋肉少女帯。なつかしいだけではなく、当時の少年少女にどんなパフォーマンスを見せてくれるのかホント楽しみだ。
また会えてよかった。


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